環境ホルモン
正式には 「外因性内分泌撹乱化学物質」と呼ばれています。 が、その全貌は未だによく解っていない。 ごくごく微量でも体内に入ればホルモンとしての働きをして、ホルモンバランスを崩してしまう性質を持つ。 たった1グラムあれば1万人を殺せるといわれる、悪名高きダイオキシンはその一つです。 WHOのテストでは、石油などを運ぶタンクローリー60台分の水の中に、たった一滴程度をたらした液に触れるだけで、体に影響を及ぼすそうです。 今世界中でさまざまな影響が出ています。 ・ 多摩川の鯉の精巣が、極端に小さかった。 ・ アメリカの雄ワニの生殖器が小さくなり、ワニの数が減少。 ・ イギリスの川では、魚に雌雄同体が多数発生。 ・ 日本のイボニシ貝の雌に、雄の生殖器が見られた。 ・ 世界各地で、イルカやアザラシの大量死や奇形が報告されている。 ・ 船底や養殖網に、海草、貝、フジツボ等が付着しないように塗る塗料(有機スズの一種のトリブチルスズ が入っている)による、奇形魚の大量発生や病死。 etc....... 数え上げればきりが無いほどです。 人間においても、 |
≪ホルモンバランスの異常≫ 最近はホルモンの異常による女性特有の病気が急増しています(発生率世界第一位)。 子宮内膜症、子宮ガン、子宮筋腫等の子宮系の病気や乳ガン、骨粗鬆症、etc....... また男性にも更年期障害が起こるということまで言われています。 |
食品や容器の環境ホルモン 缶コーヒーには、なんと127,1ppbの濃度の環境ホルモンが含まれています。
実は、缶コーヒーよりもさらに怖いものがあります。 ヨーグルトなどが入っているプラスティック製の容器では、185ppbもあります。 |
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